2023.03.09 アロマのこと
桜の開花が楽しみな季節ですが、憂鬱な方もいらっしゃるのではないでしょうか?
約2人に一人の日本人が花粉症に悩まされるそうです。
2023年の花粉の量は、昨年よりも多くなるとも言われれています。
くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどの不快な症状に、毎年お困りの方も多いと思います。
こんな不快な症状に、アロマセラピーで軽減できたらいいと思いませんか?
今日は花粉症に役立つ精油、2つをご紹介しますね。
最初に頭に浮かぶのは「ユーカリ」の精油です。
ユーカリの精油といっても、ユーカリ・グロブルス、ユーカリ・ラジアタ、ユーカリ・レモンなどがありますが、花粉症でお困りの場合は、ユーカリ・グロブルスとユーカリ・ラジアタをオススメします。
この精油に含まれているオキサイド類1.8シネオールという成分には、呼吸器系のトラブルに有用性があると言われています。私は、喉スプレーのブレンドには、ユーカリは必ず使っています。
因みにユーカ・グロブルスは下気道(気管支から肺)、ユーカリ・ラジアタは上気道(鼻腔から咽喉)のケアが得意と言われています。
香りにも違いがあり、ユーカリ・ラジアタの方が柔らかい匂いなので使いやすかもしれません。
なお、高血圧の方は気をつけなければならない精油でもあります。ご使用に当たっては、精油の禁忌事項等を確認してくださいね。
もう一つご紹介したいのが、「トドマツ」の精油です。
埼玉大学 王教授の研究により、トドマツの精油成分は花粉のアレルギ―性や毒性を低減し、また大気汚染物質と結合することで凶悪化する花粉のアレルギー性も低減することが分かっているます。
なので、マスクスプレーとして使うと良いですよ。
トドマツの精油は、森の香りで森林浴効果もありますので、ストレスのケアとしても優れています。
アロマセラピーを取り入れることで、毎日を心地よく、気になる心身のトラブルのセルフケアができるようになります。
桜が咲き、様々な植物が芽吹く生命力あふれる季節。私たちも元気に軽やかに楽しみましょうね。
あなたも、アロマセラピストとして活躍しませんか?
ご興味のある方は、スクールのご説明も随時行っていますので、お気軽にお問い合わせください。